「ふたりの足跡」へ 目次へ
寒中お見舞い申し上げます。
昨年１２月３日、夫○○○○が永眠しました。
昨年１月に腎不全で入院し、人工透析導入、
その後さまざまな合併症を併発し、力尽きました。
享年６０歳でした。
夫は、亡くなる数ヶ月前に
「東京での３０年は、本当におもしろかった」と言っていましたが、
その言葉どおり、
７０年代初めの「小田急線に車いすのひとり乗車を認めさせる運動」をかわぎりに、
車いす市民全国集会、車いすガイドブックづくりなどの「福祉のまちづくり運動」や、
障害者の自立生活を促進するＭネットの活動等、
障害者がいきいきと暮らせる社会づくりにかけた、
充実した人生だったと思います。
ご連絡が遅くなったことをお詫びすると同時に、
生前のあたたかなご親交に、心より感謝いたします。
寂しい年明けですが、彼の遺志を継いで、
元気に生活していきたいと思っています。
今年もよろしくお願いします。
２００２年１月