５周年のご挨拶m(_ _)m
「ポケットいっぱいの幸せ」にご訪問くださっている皆様、
いつも、ありがとうございます。
このサイトも、早や「満５歳」になりました(=^▽^=)/
このサイトは、５年前の２００３年１月１日にオープンしました。
当時は夫を亡くして１年たったばかりで、今ひとつ気力がわかず、
孤独感や、
生前の夫に対する自分自身の向き合い方についての罪悪感などにも
苦しめられていた時期でした。
浮き沈みの激しい気持ちの発散の場として、また、亡き夫との対話の場として、
このサイトを心の拠り所にすべく立ち上げたような気がします。
あれからあっという間に５年たってしまいました。
１周年の２００４年のお正月は、
大腿骨骨折のため入院中でした。
２周年の２００５年のお正月は、
歩行機能が落ちてしまった新しい身体に慣れるための
必死な時期だったように思います。
３周年の２００６年のお正月は、
足の機能こそそれほど回復していませんが、
一人暮らしにも新しい身体にも、慣れ、
心穏やかに迎えることができたような気がします。
４周年の２００７年のお正月は、
骨折の骨を止めていたピンを抜く手術（抜釘術）の直後で、
恒例の実家への帰省もせず、一人静かに元旦を迎えました。
そして今年、５周年のお正月は・・・。
今年は実家の都合で帰省が中止になり、
やはり一人静かに元旦を迎えています。
今年は、夫が亡くなってから、７回目のお正月です。
今朝、久しぶりに夢に夫が出て来てくれました。
元旦からの夫の訪問、すごく嬉しかったです(*^_^*)
今年の、私のひとつ目のキーワードは
「捨てる！」こと。
いつまでも夫の思い出の品にこだわるのではなく、
「私自身も使いたいもの」にこだわって、遺品の整理をしていきたいと思います。
「夫の思い出の部屋」から「形亡き夫と、私の部屋」をめざして、
家の中を整理して行きたいと思っています。
もうひとつのキーワードは
「脳性まひと向き合う」こと。
昨年、私は「４周年のご挨拶」の中で
抜釘手術を機に、
私は「骨折事件」に気持ちの上で区切りをつけ、
ありのままの身体で、
これからの人生に向き合っていきたいと思います。
と書いています。
抜釘手術後、足腰の痛みもほとんどなくなり
４月には、整形外科の通院も終了しました。
私の中で、「骨折事件」は過去のものとなりつつあります。
リハビリだけは、「脳性まひ」対応で週１回の通院を続けています。
たぶん、これからの私が向き合う相手は、「脳性まひの筋緊張」なんだと思います。
そして「脳性まひ＆筋緊張と向き合うこと」は、
「仕事と向き合うこと」と、ほとんど同義語のような気がしています。
思えば、６年前に職場の代表だった夫が亡くなってから
私はいやおうなしに、職場の中心的存在になっていたのに、
その事実から、目をそらそうとしてきたような気がします。
正直に言えば、いまだってその事実から逃げたい気持ちでいっぱいです（汗）
でも今年はその事実から逃げずに、きちんと向き合おうと思います。
これまでだって、多くの人の力を借りながら、活動や事業は回ってきたのです。
その事実をパワーに、
今年は自分の立場に、きちんと向き合っていきたいと思います。
私の人生の課題は
「どんなに重い障害や病気を持っていても、
尊厳や誇りを損なわれることなく、
ありのままでいきいきと生きられる社会を作ること。
そんな社会の実現をめざして行動していくこと」だと思っています。
現在の職場は、そんな人生の課題に取り組むには最高の場所です。
だからこそ逃げずに、自分の立場と仕事に向き合い、
何年後かには次の世代にバトンタッチしていけることを、めざしたいと思います。
そのためにも、今までどおり多くの人の力を借りながら、
力まず、たゆまず、
自分の立場と向き合いつつも筋緊張が強まらないような、
バランスの取れた生活をめざしたいと思います。
ご訪問くださっている方々には
いつも、大きなエネルギーと励ましをいただいており、
感謝でいっぱいです。
本当に、ありがとうございます
これからも変わらずにおつきあいいただければ、
すごく嬉しいです。
今年も「ポケットいっぱいの幸せ」を、よろしくね♪(*'-^)-☆
２００８年１月１日
ポケット小僧