４周年のご挨拶m(_ _)m
「ポケットいっぱいの幸せ」にご訪問くださっている皆様、
いつもありがとうございます。
このサイトは、４年前の２００３年１月１日にオープンしました。
当時は夫を亡くして１年たったばかりで、今ひとつ気力がわかず、
孤独感や、
生前の夫に対する自分自身の向き合い方についての罪悪感などにも
苦しめられていた時期でした。
浮き沈みの激しい気持ちの発散の場として、また、亡き夫との対話の場として、
このサイトを心の拠り所にすべく立ち上げたような気がします。
あれからあっという間に４年たってしまいました。
１周年の２００４年のお正月は、
大腿骨骨折のため入院中でした。
２周年の２００５年のお正月は、
歩行機能が落ちてしまった新しい身体に慣れるための
必死な時期だったように思います。
３周年の２００６年のお正月は、
足の機能こそそれほど回復していませんが、
夫のいない一人暮らしにも、
新しい身体にも、慣れ、
心穏やかに迎えることができたような気がします。
そして今年２００７年のお正月は・・・。
昨年の暮れ、１２月１３日に
骨折の骨を止めていたピンを抜く手術（抜釘術）を行い、
年の瀬の２９日に退院したばかりです。
大事をとって恒例の実家への帰省もせず、
一人静かに、元旦を迎えています。
夫が亡くなってから５年
足の機能が落ちてから３年
「２周年のご挨拶」にも書きましたが
私は骨折後の機能障害の重度化のため、
否応なく模様替えや改造をすることになったこと。
新しい身体で、改造された新しい部屋で、
私は新たな気持ちで「ひとりの生活」に踏み出すよう、
彼にし向けられたような気がします。
そしてこの３年間
足の機能回復への「努力と挫折」を
繰り返してきたような気がします。
抜釘手術を機に、
私は「骨折事件」に気持ちの上で区切りをつけ、
ありのままの身体で、
これからの人生に向き合っていきたいと思います。
私の人生の課題は
「どんなに重い障害や病気を持っていても、
尊厳や誇りを損なわれることなく、
ありのままでいきいきと生きられる社会を作ること。
そんな社会の実現をめざして行動していくこと」だと思っています。
そういう人生を創造していく上で、
「障害の重度化」や車イス人生は決してマイナスにはならない、
むしろプラスなんじゃないかと信じて
今の身体を受け入れて、いきいきと生活していきたいと思います。
そしてできれば、
腰痛や骨折をしなくても、自分の意思で休息をとり
バランスの取れた生活を創っていきたいと思います。
昨年私は、「２００６年の課題」として
現実の生活は、いつもあわただしさに流れていますが
社会の動きがどのように変化して行こうと
この身体で社会にチャレンジできる幸せをかみしめ、
身体の声と内面の穏やかさとのバランスをとっていくこと。
このことが４年目の、
そしてこれからの私の人生の課題であると感じています。
と書いています。
毎年、同じような課題を書いているなぁと思います（苦笑）
でも、外側の世界がどれほど混乱や浮き沈み、
苦痛やストレスに満ちていても
内面の深いところでは、穏やかで安らかでいられる
そんな自分を創っていきたいと願っています。
ご訪問くださっている方々には
いつも、大きなエネルギーと励ましをいただいており、
感謝でいっぱいです。
本当に、ありがとうございます
これからも変わらずにおつきあいいただければ、
すごく嬉しいです。
今年も「ポケットいっぱいの幸せ」を、よろしくね(^_-)
２００７年１月１日
ポケット小僧