３周年のご挨拶m(_ _)m
「ポケットいっぱいの幸せ」にご訪問くださっている皆様、
いつもありがとうございます。
このサイトは、３年前の２００３年１月１日にオープンしました。
当時は夫を亡くして１年たったばかりで、今ひとつ気力がわかず、
孤独感や、
生前の夫に対する自分自身の向き合い方についての罪悪感などにも
苦しめられていた時期でした。
浮き沈みの激しい気持ちの発散の場として、また、亡き夫との対話の場として、
このサイトを心の拠り所にすべく立ち上げたような気がします。
あれからあっという間に３年たってしまいました。
１周年の２００４年のお正月は、
大腿骨骨折のため入院中でした。
２周年の２００５年のお正月は、
歩行機能が落ちてしまった新しい身体に慣れるための
必死な時期だったように思います。
そして３周年の今年のお正月は、
足の機能こそそれほど回復していませんが、
夫のいない一人暮らしにも、
新しい身体にも、それなりに慣れ、
心穏やかに迎えることができているような気がします。
昨年の「ご挨拶」の中で、
私は以下のように記しています。
３年目の課題は？？
身体と仕事の折り合いを、どうつけるか・・・ということになると思います。
これは、数年前からの私自身のテーマです。
生まれつきの「脳性マヒ」は仕方ないにしても、
３０代初めの「第５腰椎分離滑り症」、
４０代に発症した「卵巣脳腫」「喘息」、そして「骨折の後遺症」。
私の身体は、日々の生活に悲鳴を上げているんだと思います。
ときどきからだの声に気づいて立ち止まっても、
すぐに日々の生活に流されてしまっている私(^^;)
今年は少し、真剣に身体の声に向き合っていきたいと思います。
この課題をどれほどクリアーできたのかと問われたら、
「できた」と答える自信がありません。
私は相変わらず、日々の仕事の忙しさに流されています。
もう少し、仕事と遊びと休息のバランスを取れるようになりたいと思います。
これは、４年目の課題にもつながるなぁ(^^;)
ダイアリにも書いていますが、私の心の中には二つの宝物があります。
ひとつは、
物心が付いたときから心の奥に感じている「わくわくドキドキ」したもの。
たぶん、この「わくわくドキドキ感」は、
私が障害者として生まれてきたことと大いに関係するもの。
「障害者であること」と、その身体の感覚を、
人生を通じて思いっきり味わい、
社会に向かって生かしていくことにつながるものです。
その「わくわくドキドキ感」をクリアーに感じるためにも、
私はしっかりと「身体の声を聞く」ことに、
今後も努めたいと思っています。
もうひとつは心の奥にある「夫の存在感」です。
これは、心の中にある種の「暖かさ」として、いつも息づいています。
この暖かさは、ときに強まり、ときにかすかになったりと強弱を繰り返していますが、
たとえかすかになっても、
「感じることができる」という事実が
私の心を癒してくれます。
現実の生活は、いつもあわただしさに流れていますが
社会の動きがどのように変化して行こうと
この身体で社会にチャレンジできる幸せをかみしめ、
身体の声と内面の穏やかさとのバランスをとっていくこと。
このことが４年目の、
そしてこれからの私の人生の課題であると感じています。
ご訪問くださっている方々には
いつも、大きなエネルギーと励ましをいただいており、
感謝でいっぱいです。
本当に、ありがとうございます
これからも変わらずにおつきあいいただければ、
すごく嬉しいです。
今年も「ポケットいっぱいの幸せ」を、よろしくね(^_-)
２００６年１月１日 ポケット小僧