２周年のご挨拶m(_ _)m
「ポケットいっぱいの幸せ」にご訪問くださっている皆様、
いつもありがとうございます。
このサイトは、２年前の２００３年１月１日にオープンしました。
当時は夫を亡くして１年たったばかりで、今ひとつ気力がわかず、
夫の入院生活に向き合う自分自身の在り方に対する
罪悪感にも苦しめられていた時期でした。
浮き沈みの激しい気持ちの発散の場として、また、亡き夫との対話の場として、
このサイトを心の拠り所にすべく立ち上げたような気がします。
おつきあいくださっている皆様には、
本当に重たいテーマにつきあわせてしまい、心苦しい限りですが、
ネットを通じて、誰かが見てくださっている、応援してくださっているということが、
私にとっては大きな支えでした。
１周年の昨年の元旦は、大腿骨骨折のため入院中でした。
３回忌に当たる命日は、病院のベッドの上で迎えました。
でも、私はこの入院は、夫の荒療治だったと思っています。
「いつまでもオレの思い出にしがみついていないで、新しい人生に踏み出せよ」という、
彼のメッセージだったと思うのです。
彼が亡くなってから後、片時も私にまとわりついて離れなかった「彼の存在感」が、
入院の途中からふっと消えてしまったこと。
生前のまま手をつける気がしなかったわが家を、
骨折後の機能障害の重度化のため、
否応なく模様替えや改造をすることになったこと。
新しい身体で、改造された新しい部屋で、
私は新たな気持ちで「ひとりの生活」に踏み出すよう、
彼にし向けられたような気がします。
入院中も、
退院後の動かないからだで暗澹とした気持ちのときも、
私はネットを通じて、多くの方々に励まされました。
喘息、夫の死、自身の大けがという、たいへんな課題を、
私はネット仲間に支えられて乗り越えてきた（乗り越えつつある？）気がします。
本当に、ただただ感謝です。
３年目の課題は？？
身体と仕事の折り合いを、どうつけるか・・・ということになると思います。
これは、数年前からの私自身のテーマです。
生まれつきの「脳性マヒ」は仕方ないにしても、
３０代初めの「第５腰椎分離滑り症」、
４０代に発症した「卵巣脳腫」「喘息」、そして「骨折の後遺症」。
私の身体は、日々の生活に悲鳴を上げているんだと思います。
ときどきからだの声に気づいて立ち止まっても、
すぐに日々の生活に流されてしまっている私(^^;)
今年は少し、真剣に身体の声に向き合っていきたいと思います。
そんな私に、今まで通りおつきあいいただければ、すごく嬉しいです。
今年も「ポケットいっぱいの幸せ」を、よろしくね(^_-)
２００５年１月１日 ポケット小僧